人工甘味料ってなに?

人工甘味料ってなに?

人工甘味料ってなに?

甘味料は皆さんもご存知の通り食品に甘味を与えるものですが、その中でも自然界に存在するものとそうでないものに分かれます。

自然界に存在しない、化学的に合成されたものを人工甘味料と言います。

 人工甘味料

人工甘味料が発見された当初は、低カロリーなのに砂糖の何倍も甘く(中には600倍も甘いものも!!)ダイエットに最適と言われ、製造コストも安く原価を抑えることができるため重宝されてきました。

カロリーゼロやカロリーオフと書かれた飲み物やデザート類には必ずと言って良いほど人工甘味料が使われています。

 

カロリーオフなどと聞くとなんだか身体に良いのではないかと感じる方もいるかもしれませんが、現代では人工甘味料が人体に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。「きちんと理解して商品を選ぶ」ということが求められるのはないでしょうか?

今回はそんな人工甘味料とは一体なんなのか、人工甘味料の特徴や及ぼす作用について見ていきたいと思います。

人工甘味料の種類によって危険性などが異なるため、いくつか例を挙げてみたいと思います。

近年でもよく使われている主な人工甘味料には

アスパルテームアセスルファムKスクラロースサッカリンがあります。

それぞれ見ていきましょう。

《アスパルテーム》

安全性に関して現在も議論が繰り返されている人工甘味料の一つ。甘さは砂糖の200倍!胃薬ガストリンを開発中に偶然発見された物質で、長年にわたり摂取を続けると脳腫瘍や知能低下につながると言われています。また、体内で代謝されるとアスパラギン酸とフェニルアラニンとメタノールになり、メタノールは代謝物の10%ではあるものの、神経毒であり失明につながる可能性のある恐ろしい物質です。

 人工甘味料

《アセスルファムK》

甘さは砂糖の200倍!研究者が実験中に偶然に見つけた物質で、体内でほとんど吸収されないことからカロリーゼロを謳う食品によく含まれています。製造過程にジクロメタンという発癌性物質を使用して抽出しているため危険性が危惧されています。本当に全てのジクロメタンが除去できているのでしょうか。仮に全てのジクロメタンが除去できていたとしても発癌性物質を使用して製造されているということを考えると大変恐ろしい物質です。摂取量が多いと吐き気、頭痛などの副作用も報告されています。

 

《スクラロース》

甘さは砂糖の600倍!殺虫剤の開発中に偶然発見された物質だと言われており、スクロース(ショ糖、砂糖)のOH基3つが塩素Cl基に置き換わった構造をしています。体内に吸収されずにそのまま便に出てくるため問題ないと言われていましたが、近年動物実験では脂肪組織の中からスクラロースの代謝物が発見されたそうです。つまり身体から代謝しきれずに蓄積していく物質だということが明らかとなっています。

 

《サッカリン》

甘さは砂糖の350倍。実験中に偶然発見された世界で初めての人工甘味料である。カロリーがないのでダイエット炭酸飲料などに使用されているが、サッカリンの合成過程の副産物が膀胱癌のリスクを高めたり、サッカリン摂取のラットは餌を食べすぎる傾向にあり、ダイエットどころか肥満になったという実験結果も報告されています。

 

また、人工甘味料全般に言えることですが、人工甘味料の甘さがドーパミンなどの神経伝達物質や中枢神経に影響を与え中毒・依存性を招くことや、人工甘味料が腸内の悪玉菌を活性化させ、太りやすくなってしまうことも懸念点として挙げられます。

人工甘味料

人々は太りたくない、あるいは痩せて健康になるためにカロリーゼロの食品を選ぶはずなのにまさに本末転倒です。

 

 

このように人工甘味料はほぼカロリーゼロなどといった利点がないわけではないのですが、副作用やリスクの方が遥かに多い物質だということがおわかり頂けたのではないでしょうか。

カロリーがあったとしても黒糖など通常の甘味料の方がよっぽど健康的と言えるのです。

人工甘味料は市場に溢れていますので、ご自身で食品表示を見て「しっかり理解して食品を選ぶ」ということが大切です。

 

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著者 髙城千絵子

 著者 髙城千絵子 漢方薬剤師

漢方薬剤師。子供の頃入院したことをきっかけに医療に道を目指す。医療現場で西洋薬の副作用に苦しむ患者を目の当たりにし、武蔵野大学薬学部卒業後、根本治療を目指す漢方治療の道へ。現在も渋谷DSクリニックで漢方治療を行っている傍ら、漢方を中心に様々な商品の監修をしている。ダイエットクリニックでの漢方や美容の知識を生かし、BEYOND SHOPでも業界に今までにない新しい発想で商品開発を行っている。